糖尿病患者が血糖コントロールを乱すことなく間食を楽しむためには、血糖値の上昇を緩やかにする「低GI」の食品と、満腹感を維持し血糖値への影響が少ない「高タンパク質」の食品を賢く選ぶことが重要となります。血糖値に優しい間食の選び方の第一は、「無糖の乳製品」であり、無糖のヨーグルトや低脂肪・無脂肪のチーズは、タンパク質が豊富で、血糖値への影響が非常に少ないため、間食として最も推奨されます。特にヨーグルトには乳酸菌が含まれるため、腸内環境の改善にも役立ちます。第二は、「ナッツ類とシード類」であり、素焼きのアーモンド、くるみ、ピーナッツ、そしてかぼちゃの種やチアシードなどは、食物繊維と良質な脂質(不飽和脂肪酸)が豊富に含まれており、血糖値の上昇を緩やかにし、満腹感を持続させる効果がありますが、カロリーが高いため、一回の摂取量を片手に乗る程度(約20g程度)に制限することが重要となります。第三は、「高カカオチョコレート」であり、カカオ含有量が70%以上のチョコレートは、砂糖が少なく、カカオポリフェノールという抗酸化物質が豊富に含まれているため、適量を守れば罪悪感なく間食として楽しめます。第四は、「食物繊維が豊富な野菜」であり、野菜スティック(きゅうり、セロリなど)や、海藻サラダなどは、血糖値にほとんど影響を与えず、満腹感を得られるため、空腹感を満たすための間食として非常に有効です。男性の糖尿病患者は、これらの低GI・高タンパク質の間食を事前に用意しておくことで、急な空腹感にも対応でき、血糖コントロールを維持することができます。