糖尿病患者が避けるべき食品と間食の賢い選び方
糖尿病の食事療法は、健康的な食生活を習慣化することが目的であり、すべてを禁止するわけではありませんが、血糖値を急激に上昇させたり、合併症のリスクを高めたりする「避けるべき食品」と、血糖値に配慮した「間食の賢い選び方」を知っておくことが、治療の継続性を高める上で重要です。避けるべき食品の筆頭は、「精製された糖質」であり、白米や白パン、砂糖を多く含む菓子、清涼飲料水、ジュースなどは、GI値が高く、血糖値を急激に上昇させるため、極力控えるべきです。また、「飽和脂肪酸やトランス脂肪酸」を多く含む肉の脂身、バター、マーガリン、揚げ物、ジャンクフードといった食品は、動脈硬化や肥満のリスクを高めるため、摂取量を制限する必要があります。間食については、血糖値をコントロールするために「原則禁止」とされていますが、低血糖の予防や、どうしても空腹を満たしたい場合に備えて、賢い選び方を知っておくべきです。糖尿病患者におすすめの間食の賢い選び方は、「血糖値に影響を与えにくい低GIで食物繊維やタンパク質を含むもの」であり、具体的には、無糖ヨーグルト、素焼きのナッツ類(少量)、チーズ、そして食物繊維が豊富な野菜スティックなどが挙げられます。果物についても、ビタミンや食物繊維が豊富ですが、果糖も含まれるため、少量(例:片手に乗る程度)に留め、食後のデザートとして摂るよりも、単独で間食として摂る方が血糖値への影響をコントロールしやすいとされます。避けるべき食品を理解し、間食を賢く選ぶことで、糖尿病の食事療法は、ストレスなく継続することが可能となります。